愛知用水-水源探訪#022016/12/19

Ⅰ.牧尾ダム~味噌川ダム間で寄り道
1)日野百草本舗:県道256線二子持
 ハンドクリームを特にお薦めします!

2)木曽谷殉難中国人慰霊碑:三岳の20号との交差点
慰霊碑

慰霊碑解説

3)道の駅三岳直売所:県道20号沿い
道の駅三岳
残念ながら、手前の解説板の文字が消えている。
背景は木曽駒~宝剣の稜線、手前は麦草山か?

道の駅から少し下ると、中央アルプスの核心部が見える。
中央アルプスの核心部
これを眺めていると、ここに来ている目的を忘れます。


Ⅱ.味噌川ダム見物
 県道26号から見えた。地形に上手く溶け込んでいる。
味噌川ダム
それにしても広い谷、堤頂長が長く、提体積が大きそう! 
肝心なことは図体ではなく、水がどれほど溜められるか。

県道からの分岐を間違え、だいぶん上流へ行ってしまった。強引に侵入しました。
味噌川ダム右岸から
大きいですが、・・牧尾より寒い、体感温度はマイナス10°C気分。

ツレアイが管理所に行っている間に、建物横から左岸を見る。
左岸を見る
水公団のロックフィルダムは、ダム軸カーブさせたダムが多い。これまでに行ったダムはみな曲がっていた。提体積を小さくと云う意図なんでしょうね。

日陰は寒いので少し歩いて、ダム湖を見る;奥木曾湖と名付けられている。
奥木曾湖
一番奥の黒く見える山は、形が尖っているので烏帽子岳か?
推量が正しければ、左方に鉢盛山があって、そこが木曽川の源流!-次回の宿題。

普段は歩きますが、寒いので車で堤頂を渡り、右岸を振り返る;
味噌川ダム右岸
アンカーベタ打ち!の法面が見える。コンクリート吹付工法やグランドアンカーが無い時代だったら、どうのように設計したんだろうか?。

右岸に戻るとリムグラウチングトンネルが見えた。左岸はどうだったか? 忘れた!
右岸リムグラウチングトンネル

右岸尾根の下流に、造成された平場がある。
右岸尾根の平場
これこそは、原石山の跡なんだろうか?
とにかく、ここは牧尾よりず~っと寒い!
ツレアイがダムカを頂戴したことを確認して、退散しました。

Ⅲ.帰宅してから
味噌川ダム・ダムカード
水面の処に動画データが塗ってあるようです。
COCOAR2と云うアプリケーションソフトで読み込むと、勝手に再生してくれる。
なかなか面白い-最近のダムはやるもんだなぁ~と、感心しきり。

来春暖かくなったら、木曽川の源流に登ろう!-と思ったことでした。

余計なお世話ですが、牧尾ダムと比較してみました。
牧尾ダム:有効貯水量68,000千㎥/提体積2,615千㎥   =
味噌川ダム:有効貯水量55,000千㎥/提体積8,900千㎥  =
*数値はダム便覧(http://damnet.or.jp/Dambinran/binran/TopIndex.html)から

この比は効用ファクターの一つですが、ダムの値打ちは多面的なので、計算中止。

追記:
ダムカード裏面の諸元に、堤頂長は要らないから、提体積を表記してください。

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