三浦ダム見聞記#05-信飛国境を越えて2018/02/28

1月28日 粉雪舞う寒い日曜日
 今日は副題を少し変更; 前回に引用した写真の末尾から三つ目は、堤体から西の信飛国境を遠望した写真(「伝記」からの引用)。
 この風景を記憶に留めた上で、次の図を参照します(「間組百年史」からの引用)。
三浦ダムの仮設備配置図
  注目は、堤体左岸の取り付け尾根から王滝川の上流、つまり西方に伸びる直線です。図の左端に” ント砂運搬索道線路”の表示が読み取れます。”ント”とは、セメントのこと(注:”セメ”が図の外側にあると思います)。図の右下に説明文があります。つまりこの索道は、信州飛騨国境を越えて、国鉄下呂駅*に延びている訳です。

*)正しくは現在のゲロ駅の南、1.5kmくらいの処にある”少ヶ野(しょうがの)”に、三浦ダム建設専用の貨物駅を造った。
 
 上の仮設計画図に示された索道線を西に延長し、電子国土Web図に転記した(下図の右側に描いた太い赤矢印)。仮設図の索道は、前回参照した写真で貯水池の奥にある、
”お椀を伏せたような形の山に向う”と思われる。
三浦ダムの工事用索道

-続く