2018年森と湖に親しむ週間#03:三成ダム2018/08/24

8月18日:三成みなりダム(斐伊川-斐伊川水系)
 前夜;「明日は米子泊まり、大山の五合目くらいまで登って、明後日に帰る」と電話したところ、『折角だから、ダムカード集めしたら』どうかと妻が言う。中途半端な気分で帰って愚痴られるよりも、きちんと憂さ晴らしをしてから戻れ-と云うこと。

 島根県ならまず此処だろう;途中に発電所があった、ダムは近そう。
三成発電所

 島根県企業局の職員氏が、『明日から流木処理のため順に放流を止める。三つの放流が同時に見えるのは今日が最後』と仰る-これを聞いて、積もった憂さが消えた。
未だツキが残っているらしい。
三成ダム
 手前、右岸寄りの放流は、斜面に生えている雑木に邪魔をされて残念です。

下流の渓流が美しい。堤体から、谷筋の屈曲点付近で下り易そうなところを物色。
三成ダム直下の渓流
 折角の3条の放流が見えているのだから、この日の予定を変更し、残り時間を下流面の撮影に使いたい。短くて古いがザイルは持参しているし、靴も積んでいる・・・
下りる自信はあるが、上り返す体力がやや不安・・・ 今日も、昼飯を買いそびれた。
 とりあえず偵察をしよう思いながら駐車場に向かう途中に、詰所からダム概要パンフレットをもって出てきた県職氏に呼び止められて、再び立ち話;『米子に行くのなら、〇〇と○○に寄ると良い』と仰る。「実は、これから川に下りる積り」とも言えず、あっさり『有難うございます、その二つに行ってみます』。
 このような経緯で、ダムを真正面から見ることは叶わなかった。 

余談:管理棟の前庭にある石碑
記念の石碑
 立ち話中に、これがあることに気付き、ファインダーをのぞかずに撮影。左側の3条と右下隅の細い1条の帯は、グラウト材だろうか? 天然の脈ではなさそうです。

 頂戴したパンフレットの[三成ダムの概要]によると;目的は、砂防、発電(最大使用水量6.0立米/秒) と書いてあります。施工は、中国四国地方建設局・島根砂防工事事務所、竣工は昭和29年・・・私より少し若い。

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