稲の苗作り#1_12016/04/25

4月25日晴れ時々曇り

田んぼから取ってきた土を日向で干し、篩でゴロゴロを除いて粒径を揃え、培土作り。
粒度調整作業
”田の土” も  ” 畑の土 ” も同質です。耕起の履歴は、昨年12月と今年1月にそれぞれ1回走り。例年は1月には決してやりませんが、あまりの暖冬と暇が重なった結果です。
このまま代掻きに移れますが、レンゲを生やしたので、もう一回は否応なしです。

篩分け作業の結果
下写真でゴロゴロが多く出たので、木づちで潰して細粒部分を回収。
土の粒度調整
選別した土は、手のひらで握ると”塊”の状態になるが、一部は壊れる。放置して乾燥が進むと、塊は崩れて小さくなります。こんな性質の土をシルトと呼びます。塊ができなければ砂、手形がはっきり残るようなら粘土です。写真右のような塊は見かけの粒形は大きいが、一時的に固まっているだけ。砕けば左のように細かくできます。
土の状態はOKだが、予想通り量が不足-採取日が降雨後で重くて・・やや飽きてきたので、明日になったら山土を購入して混ぜることにします。

余談-サトイモ畝に施肥
時間余り。サトイモ畝に肥料を埋め込む作業-まず溝掘りから。
施肥風景
4月20日から今日までに降雨日が2日ありました。畑土といってもトラクターで平面に均しておくと、乾けば表面が板状-今日は歩けば浅く足跡が残る程度。”表面の殻”の厚さは1cm以下で、その下部はパラパラ。しかしあと数回の雨を受けて固まると-おそらくGW明けでは、写真左のような重い道具を使用しないと溝が切れなくなります。
一輪車に鶏糞1体を載せて走らせても沈まないので作業性絶好、雑草もチラホラ。

サトイモ畝の施肥風景
先日掘っておいた溝に土が流れ込んでいるので、溝浚いを2条済ませる。
次は一輪車に乾燥鶏糞1袋を載せて1往復。施肥量:2条(20m)で乾燥鶏糞1袋、過リン酸石灰一握りを1mにパラパラ。浚いあげた土を戻して1セット-その繰り返し。

数えてみると全部で8条あるので・・・夕暮れまでには全部は無理か?
今日の出来高:
今日の出来高
白っぽく細長い帯部(条)に50~60cm間隔で種イモが埋めてあります。条間1.5m。
条間の凸凹を均し、4条の施肥を終了。残り4条は溝浚いまで、1時間半の作業でした。