ウルムパイプ#20 -パイプの製作風景 ― 2011/09/13
19世紀中ごろのウルムのパイプ工房を描いたスケッチを紹介します。
ウルムで最初にクローベンを作ったヨハン・グレッケル(Johann Jacob Glöckel)で、
1733年のこと、時に31歳だった・・・と、云われている(Manger1998,p45)。
下はそれから約100年後の風景。
この頃サンクロードはブライアーの根瘤を削っているが、ウルムでは<ニレの根瘤*>です。ところで、あの<クローベンの形のコンセプト>は<壊れにくさの完全形>だそうです・・・ (Manger1998,p31)
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【訂正】(2011.10.12)
*<ニレの根瘤>;31ページの原文には樹種名が特記されていません。ココを書いた時には、地名のウルムを樹種名のニレと混同していたようです。樹種については、pp45-47に明記されていて、ハンノキ、シラカバ、クルミ、西洋ナシの4種。なお根瘤は正しいですが、パイプ製造の末期になると、幹(にできた瘤)を使うことがあった そうです。 樹種に関しては、後日に精読します。
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ウルムで最初にクローベンを作ったヨハン・グレッケル(Johann Jacob Glöckel)で、
1733年のこと、時に31歳だった・・・と、云われている(Manger1998,p45)。
下はそれから約100年後の風景。
この頃サンクロードはブライアーの根瘤を削っているが、ウルムでは<ニレの根瘤*>です。ところで、あの<クローベンの形のコンセプト>は<壊れにくさの完全形>だそうです・・・ (Manger1998,p31)
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【訂正】(2011.10.12)
*<ニレの根瘤>;31ページの原文には樹種名が特記されていません。ココを書いた時には、地名のウルムを樹種名のニレと混同していたようです。樹種については、pp45-47に明記されていて、ハンノキ、シラカバ、クルミ、西洋ナシの4種。なお根瘤は正しいですが、パイプ製造の末期になると、幹(にできた瘤)を使うことがあった そうです。 樹種に関しては、後日に精読します。
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図1 ウルムのパイプ製作所内の様子 (Manger1998,p31)
1841年と推定されるそうです。
ブライヤーの工程と対照すると
<エボーション作製>、<ボウル荒削り>、<ボウルターニング>でしょうか。
左手前(両図)に横たわったズタ袋中にある原木の形に注目。
<ブライアー・ルート>と殆んど同形に見えます。
ウルムでもパイプ材は、原木の<根瘤>、<太い枝の根元>、<幹の瘤> から切り取ったようです(Manger1998,p31)。樹種は、ニレ、クルミ、西洋ナシ、ハンノキ、シラカバ など (Manger1998,pp46-47)。材料の乾燥や脱脂をどう処理していたか興味の湧くところですが-残念ながら目下不明です。 (何処かに書かれていたら、改めて追記します)
下の図は上よりも作業が進んでいて、<ボウルの仕上げ工程>のように見えます。
1841年と推定されるそうです。
ブライヤーの工程と対照すると
<エボーション作製>、<ボウル荒削り>、<ボウルターニング>でしょうか。
左手前(両図)に横たわったズタ袋中にある原木の形に注目。
<ブライアー・ルート>と殆んど同形に見えます。
ウルムでもパイプ材は、原木の<根瘤>、<太い枝の根元>、<幹の瘤> から切り取ったようです(Manger1998,p31)。樹種は、ニレ、クルミ、西洋ナシ、ハンノキ、シラカバ など (Manger1998,pp46-47)。材料の乾燥や脱脂をどう処理していたか興味の湧くところですが-残念ながら目下不明です。 (何処かに書かれていたら、改めて追記します)
下の図は上よりも作業が進んでいて、<ボウルの仕上げ工程>のように見えます。
図2 ウルムパイプの製作 (Manger1998,pp32-34)
窓に懸かるパイプは<ハンガリアン>,金属蓋と柄を挿すソケットも装着済み。
右図で窓の外に見える建物は、”ウルムの大聖堂”。
*
以下は余談; パイプ作りの小道具類です
窓に懸かるパイプは<ハンガリアン>,金属蓋と柄を挿すソケットも装着済み。
右図で窓の外に見える建物は、”ウルムの大聖堂”。
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以下は余談; パイプ作りの小道具類です
図3 パイプ製作道具一式 (Manger1998,p26)
手作業で使う小道具の他、旋盤やドリルに着けるパーツ一式。
手作業で使う小道具の他、旋盤やドリルに着けるパーツ一式。

図4 旋盤や万力にボウルを固定する時の補助具だそうですが
どのようにセットするのか? (Manger1998,p27)
どのようにセットするのか? (Manger1998,p27)
図5 パイプの基本的な型枠というか定規です。(Manger1998,p33)
大量生産?のための必須備品と云うところでしょうか。
大量生産?のための必須備品と云うところでしょうか。




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