続・家庭菜園の現状2016/07/18

7月18日:今度は本当に梅雨が明けたようです。

秋物の状況です;
4)ひとつぼ水田:コシヒカリが順調
苗代跡に、田植え時に捨てたクズ苗を拾い集めて植えた処です。6月6日に30cm間隔で一株につき2本植え、8月10日ごろの出穂(前25日くらい)見込みです。
ひとつぼ水田


5)サトイモ:順調

4月20日に種イモを植えた畝(5枚目の写真に相当)の現状です。中央列が大和芋で、左側へ順に大野芋、女早生がそれぞれ1列づつ。平坦面に種イモを埋め込み、5月と6月に1回づつの中耕培土を経て、現在は『畝らしい景色』になったところです。この大きさの畝であれば、10月まで放置しても十分な収穫が得られるはずです。しかし条間が広い(140cm)ので、9月には大量の夏草が茂ると予想されます。それで盆ごろにもう1回は草処理(土削り)をやらないと『みっともない』畑になってしまうでしょう。
さと芋
写真右側は自前の種イモによる株で、土垂れと石川芋が混在しています-掘りあげるまでどれが何だか当事者にも分かりません。

サトイモの畝作りの要諦は深さ(土被り)より、幅です! 次に紹介するサツマイモは耕起深さ-あるていど水はけが良ければ、深く掘っておけば『べた畝』で十分。山型の畝にするのは、収穫のし易さを考えてのことだろうと思います。


6)サツマイモ:良し悪し
安納、鳴門金時、紅なんとかの挿し穂をそれぞれ50本づつ、計150本購入。5月中旬にまず安納と金時を挿したところ、翌日から30℃超えのカンカン照りが1週間続く。やがて連日の水やり空しく安納は3株残して壊滅。鳴門金時はかろうじて60%が残る。
あまりに悲惨な状態なので10日後に、紅なんとかを追加購入。これは100%健全。

下の写真で手前2列は安納芋の跡地、3日前に金時のツルを切って挿し直したところ。向こう側の中途半端な二畝が生き残った金時です。奥の威勢の良いのは紅ナンとか。
サツマイモ畑
悲惨な結果を招いた主原因は『挿し穂の老化』。安納と金時はひげ根がたくさん出ていて、特に安納の根はすでに硬化しているような挿し穂だったので買う気が薄れましたが店頭から姿を消す時期になっていて止む無く・・・。梅雨の最中であれば着いたかもしれませんが、5月中旬のカンカン照りの下では一たまりもありません。
紅ナンとかの挿し穂はとても若々しい状態だったので、植え込み直後の水やりだけで速やかに発根活着。今では2週間早く挿した金時をはるかに上回る勢いで繁っています。安納は僅かに残った株からツルを切って、隅っこで細々と増殖中です。

教訓:サツマイモの挿し穂の選別
購入するときは、葉っぱや茎ではなく、発根の有無(特に葉柄の付け根の発根)に着目。葉っぱや茎が元気でも、根が出ているようなものは避けるが勝ち-葉が萎れていても根が出ていない苗を選びましょう。特に硬化した根が付いているような老化苗は買わないことです。本当は店頭に並べるべきではない!でしょうね;買ったら負け戦です。

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