煙草やパイプの文献目録-その12011/12/16

11月でこの ”戯れログ” も3年目に入った。
殴り書きからステップアップして、もう少しキチンと・・・
意気込んだ途端に、キーボードが渋くなった。
所詮は道楽なので
適当に掃き出してゆくのが良さそうです。

今日は『更新のアリバイ工作』で、あまり考えなくて済むネタ。
”古本の検索サイト(AbeBooks.com)” で見つけた”たばこ文献目録本”を紹介します。
まず1冊目(1989年の出版);

1) The Global Guide to Tobacco Literature: by Benjamin RAPAPORT(1989)
   パイプアカデミー(L'Academie Internationale de la Pipe)で集積した文献データベースを基に編纂された目録。タイプ原稿をコピーして、ソフトカーバーで簡易製本したような作り。個人での責任編集・発行のようですが、表紙にはアカデミーのシンボルマークが印刷されています (写真1)。 大きさは15cm×23cm,厚さ3.3cm,492頁。 収録文献数は1頁あたり平均10件として、約5,000件くらいでしょうか? 使用言語別に英文、蘭文、仏文、独文、伊文、その他に分け、それぞれについては著者名で整理して、タイトル、出版社、発行年が記載されている(写真2)。ローマ字表記の日本語文献もいくつかが散見される。出版物に限らず学位論文も含まれる。 文献の年代は19~20世紀のようです。

煙草文献集1
写真1 表紙
目録の様式1
写真2 文献リストの様式,最下段は先に紹介した”ハウダのパイプ”です。

この本の使い方:
 著者か書名かをAbeBooksの検索にかけ、本屋さんが提供してくれている頁数と図表や写真の多さを考慮して、後は ”バクチ” です。
 パイプ収集にはお金が掛り過ぎる。タバコ葉を試し過ぎると健康を害しかねません。そこで健康で手短に済ませるために、絵本や図鑑を入手して、『パイプを手に入れた気分』・『タバコを味わった気分』に浸ろうという目論見。
                                              以下続く-