霜焼け2013/11/16

 11月12,13,14,そして16日の今朝と,連続して霜に見舞われた.下は里芋畑です.
霜害
 葉面が水平に近いほど放射冷却は強くなり,葉面温度は低下します.また上方に別の葉っぱがあるときには,それが屋根代わりになって下葉の放射冷却が緩和されるので,霜焼けにならない葉が残ることがあります.上写真は4回の降霜の累積結果で,大きな葉はほとんど凍みてしまいました.それでもこの時季には,気温は氷点まで下がらないので茎は健全です.

 問題なのはこちら,<遅植えの秋ジャガ>
秋ジャガ
 ジャガイモの葉はサトイモの葉よりも霜が降りやすい-葉面温度が下がり易い-ような印象を持っています.あと一ヶ月間は草丈を成長させないと,まともなイモは採れませんから,これからが正念場.日中は透明フィルムでトンネル,夕方からその上に不織布を被せています.
 弛んだ覆いに接触した葉には点々と茶褐色に霜焼けの跡がついているが,株全体として見れば,今の処はなんとか持ちこたえている状態です.



コメント

トラックバック