迷信と神話 ― 2011/07/07
「未明からの雨で
織姫と牽牛の再会は来年以降に持ち越された。」
昭和30年代の日本には(私には)、【迷信】ということばが生きていた。
祖母のような、明治生まれの話し手が健在だったから。
大正生まれの母もその語り部の一人で、元気ですが
私の耳には直接届かないような環境を作り出しているので
次第に【迷信】という言葉も消えつつあります。
ところが現在、困ったことに祖母や母に替わって
平成のマスメディアが【神話】を垂れ流すといった状況が生まれていて
まことに「ウザい」こと。
【聴かない-見ない】でおけば、初めから存在しないも同然の【神話】ですから
テレビと新聞を、なんとかして遠ざけようと
目下、悪戦苦闘中です(笑)
最近の話;
数日前にテレビの向こうで誰かが、キッパリと
『福島第1原発の事故は
津波が原因で、地震(振動)によるものではない!』
「あの建屋群,すでに立ち入り自由に
なっているんですか?」
少し前の話;
3月19日のこと(日付は記憶違いかも?)
『放水による水(?)が建屋の床に溜まっているらしく
それが戸外にあるトレンチに漏れ出したようで
トレンチの端にあるピット(縦坑タテコウ)内で水位が上昇中である』
というようなテレビ報道がありました(話自体には問題は無いと思います)。
『これはTEPCOの報告であるが』と断った上で
原子力安全保安院がプレス発表する場面がテレビで流された。
次に、『保安院によると』 と断った上で
テレビ局の解説委員がスタジオで繰り返した。何回も・・・
あの時
会見場のホワイトボードに描きこまれたポンチ絵が
今も鮮やかに蘇る(笑)
「TEPCO自身の解釈(想定)を真っ向から否定する挿絵図を
自分で描いて(審議官氏に描かせて)、彼らは何を主張したかったのか?」
今も分らない(笑)
保安院の発表を、テレビ局の解説員氏がどう解説するかと注目していたら
一回には、ためらいの表情がみて取れました。
審議官の描いた解説図なので、同じように描かないとマズイですね!
しかしあの図を描きながら、あの解釈を述べることは明らかな自己矛盾ですから
二回目には、やけくそか、居直り感が漂っていました(同情)。
翌日に某紙面で、あの絵を真っ先に探したら
何の断りも無く、勝手に
審議官の解説(解釈)に合致する図に描き換えられていた。
某紙は、いつから通産省(今は経産省ですか?)より偉くなったんだ。
最新の話;
玄海原発のことですが(冒頭の話もここに関連しています)
保安院が『IAEAのストレステストを行う』と発表したことは
大変良いことだ と思います。その内容を全く知りませんが(笑)
テレビで
町長と県知事が不信感を露わにされていましたが
ブログ主には、彼らの表情こそが異様。
【100%の安全などあり得ない】 ことは、最近実証されたばかりなのに
【100日も過ぎたら、すでに100%の安全を要求する懲りない面々】
期待感;
「マスメディアに登場しない処には、TEPCOの中にでも
信頼に足る技術者や職人が多くいて、なんとかしてくれるだろう。」
原子力発電の放棄;
一年に1基づつ廃炉に着手すると今決めても
現実に日本の国土から54基の原発サイトが姿を消すまで100年はかかるでしょう(多分)。
その間に、代替エネルギー源を作り出せるでしょう-可能性を信じます。
某大手新聞の主筆が、『今はエネルギー政策など中長期問題を考えている時ではない』
と吠えていました。首相のある発言を批判してのことですが、この認識は誤っている。
「これを機に決断しなかったら
次の原発事故(日本での)までその決断の機会は遠ざかる。」
織姫と牽牛の再会は来年以降に持ち越された。」
昭和30年代の日本には(私には)、【迷信】ということばが生きていた。
祖母のような、明治生まれの話し手が健在だったから。
大正生まれの母もその語り部の一人で、元気ですが
私の耳には直接届かないような環境を作り出しているので
次第に【迷信】という言葉も消えつつあります。
ところが現在、困ったことに祖母や母に替わって
平成のマスメディアが【神話】を垂れ流すといった状況が生まれていて
まことに「ウザい」こと。
【聴かない-見ない】でおけば、初めから存在しないも同然の【神話】ですから
テレビと新聞を、なんとかして遠ざけようと
目下、悪戦苦闘中です(笑)
最近の話;
数日前にテレビの向こうで誰かが、キッパリと
『福島第1原発の事故は
津波が原因で、地震(振動)によるものではない!』
「あの建屋群,すでに立ち入り自由に
なっているんですか?」
少し前の話;
3月19日のこと(日付は記憶違いかも?)
『放水による水(?)が建屋の床に溜まっているらしく
それが戸外にあるトレンチに漏れ出したようで
トレンチの端にあるピット(縦坑タテコウ)内で水位が上昇中である』
というようなテレビ報道がありました(話自体には問題は無いと思います)。
『これはTEPCOの報告であるが』と断った上で
原子力安全保安院がプレス発表する場面がテレビで流された。
次に、『保安院によると』 と断った上で
テレビ局の解説委員がスタジオで繰り返した。何回も・・・
あの時
会見場のホワイトボードに描きこまれたポンチ絵が
今も鮮やかに蘇る(笑)
「TEPCO自身の解釈(想定)を真っ向から否定する挿絵図を
自分で描いて(審議官氏に描かせて)、彼らは何を主張したかったのか?」
今も分らない(笑)
保安院の発表を、テレビ局の解説員氏がどう解説するかと注目していたら
一回には、ためらいの表情がみて取れました。
審議官の描いた解説図なので、同じように描かないとマズイですね!
しかしあの図を描きながら、あの解釈を述べることは明らかな自己矛盾ですから
二回目には、やけくそか、居直り感が漂っていました(同情)。
翌日に某紙面で、あの絵を真っ先に探したら
何の断りも無く、勝手に
審議官の解説(解釈)に合致する図に描き換えられていた。
某紙は、いつから通産省(今は経産省ですか?)より偉くなったんだ。
最新の話;
玄海原発のことですが(冒頭の話もここに関連しています)
保安院が『IAEAのストレステストを行う』と発表したことは
大変良いことだ と思います。その内容を全く知りませんが(笑)
テレビで
町長と県知事が不信感を露わにされていましたが
ブログ主には、彼らの表情こそが異様。
【100%の安全などあり得ない】 ことは、最近実証されたばかりなのに
【100日も過ぎたら、すでに100%の安全を要求する懲りない面々】
期待感;
「マスメディアに登場しない処には、TEPCOの中にでも
信頼に足る技術者や職人が多くいて、なんとかしてくれるだろう。」
原子力発電の放棄;
一年に1基づつ廃炉に着手すると今決めても
現実に日本の国土から54基の原発サイトが姿を消すまで100年はかかるでしょう(多分)。
その間に、代替エネルギー源を作り出せるでしょう-可能性を信じます。
某大手新聞の主筆が、『今はエネルギー政策など中長期問題を考えている時ではない』
と吠えていました。首相のある発言を批判してのことですが、この認識は誤っている。
「これを機に決断しなかったら
次の原発事故(日本での)までその決断の機会は遠ざかる。」
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